駐在帯同者のストレス、しんどさを解決するには
実際、駐在妻の暮らしは華やかなように見えて、実は「もやもやする」「不安になる」「しんどい」「病む」という話をよく聞きます。
家族の海外赴任に帯同、、、駐在妻といえば優雅な生活をイメージされがちですが、実際に帯同してみて気づく文化の違いからくるストレス。言語の壁、異文化間のコミュニケーションの難しさ、日常の大小の問題、そして駐在後のキャリア展望等々。
海外駐在中にはさまざまな不安や疑問を感じるのも当然です。
では、これらの悩みの正体はいったい何なのでしょうか?
駐在中の漠然とした不安、ストレスの原因は?
配偶者の駐在に帯同して海外で生活を始めたことは、多くの駐在妻の方にとって、自分の意思とは別のものです。
こうしたもやもやの正体、漠然とした不安は、やはり今の生活が「自分自身で決定したものではない」ことが根本的な原因と思います。
自分は家族の駐在に帯同するために仕事を辞めてきたので仕事上のつながりもなく、専業主婦となってもそこにやりがいが見いだせない。
社会とのつながりもなければ将来への展望も見いだせない、そんな自分自身に無力感を感じてうつ傾向が出る人も少なくありません。
文化の違いが最初は新鮮でも、徐々にストレスに
また、やはり文化の違い、言語の壁は相当に大きなものです。
最初は、異国での生活は何もかも新鮮で、日本との違いを楽しむことができるでしょう。
しかし時間がたつにつれ、どうしても日本と比べてしまいます。
衣食住全てが便利で安心できて、日本語が通じる、買い物もトイレもきれいで安全、日本食が食べられる。
海外では何もかもが不便に感じるでしょう。
私自身が米国でもっとも苦痛だったのは、常に気を張っていた状態、安心できない状態でした。
米国滞在が長くなるにつれ、外に出るのが億劫になって、家に引きこもりがちにもなり、しかし家ですら安心できない、気が休まらない状況に、ただじっと耐える日々。
自分は存在してもしなくてもいいのでは?という気持ちにさえなりました。
不安に対処する方法があっても、それが実行できないことも
こういった駐在帯同者のストレス、不安解消のために紹介される対処方法として、
- 気の合う友人を見つける
- 一人でできる趣味、勉強などに没頭する
- 仕事をする(オンラインの仕事でも)
- 一時帰国、別居婚をする
などがあるかと思います。
それらは有効な手段ですし、私自身、趣味や一時帰国でとてもリフレッシュしました。
しかしそもそも何か新しいことをする気力がわかない、という状況もあるでしょう。
やはり、安心できない状況下では新たな一歩も難しいものです。
新しいことを始めるより、自分を肯定することが大事
今の環境は自分にとって苦しいことが多い、安心安全でない、と感じる場合。
新しいことを試すよりも、
- 自分自身を受容すること
- 誰かに受容、共感してもらうこと
今の自分を受け入れること=自己肯定感を高めることが大切です。
今の自分を受け入れるには?
やり方はいくつかあります。
- 温めの風呂に入る(30分以上、スマホはNG)
- スマホ(PCやタブレット含む)の電源を完全にオフにして1時間以上過ごす
- 紙に今の気持ちを書き出す(スマホはNG)
- ウォーキングなど軽めの運動をする(30分以上、スマホはNG)
などです。
どの項目にもスマホ(PC、タブレット含む)から離れるのがミソです。
誰かに受容、共感してもらうには?
家族や気の合う友人ならそれがベストですが、言いづらいこともあるでしょう。
当事者同士の家族では、冷静に、客観的に、相談するのは難しいのは当然ですし、気の合う友人といえど話しづらい話題もあるかもしれません。
そんな方にはカウンセリングをおすすめします。
なんだか病んでるな、と感じるなら以下より無料お問い合わせください。
- お問い合わせ … 無料
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